採用事例1

三井不動産株式会社

持続可能な社会の実現に向け、豊かさと潤いのある街づくりを目指して。

三井不動産株式会社は、持続可能な社会の実現に向け、豊かさと潤いのある街づくりを目指しています。
そのような指針のもと、当社は、2018年度会社案内、統合報告書、ESGレポートで水なし印刷を採用しています。

「世界の未来像」につながる持続可能な街づくり「柏の葉スマートシティ」

三井不動産は、環境問題、超高齢化社会、経済停滞などの社会的課題を解決する先進的なモデル都市を「スマートシティ」と位置付け、千葉県「柏の葉キャンパス」駅周辺では、「公・民・学」が連携した自律型の街づくりを推進しています。

柏の葉スマートシティ

緑やオープンスペースと街が連続する、心が豊かになる街、
東京ミッドタウン日比谷

環境に配慮した街づくりには、以前から取り組んでおり、2018年3月29日にオープンした東京ミッドタウン日比谷は、その先進事例となります。「上質な文化と豊かな緑のある街を、未来へ」というコンセプトのもと、外構部の植栽、屋上緑化や壁面緑化などの他、都心部の貴重な環境資源である日比谷公園の緑とのつながりにも配慮した、自然と共生・共存する新しい街となっています。

東京ミッドタウン 日比谷

商業施設での環境負荷低減

三井不動産が手がける全国にある「ららぼーと」や「三井アウトレットパーク」などの商業施設においても、環境負荷低減に取り組んでいます。例えば、廃棄物の発生抑制(リデュース)を目的に、廃棄物の排出量に応じて課金する従量課金制度を導入し、店舗からの廃棄物の発生抑制が図られており、同制度を導入している施設は2017年度末現在で41施設となっています。

ららぽーと

独自の古紙リサイクル・ループ・システム

環境負荷の低減への取り組みは、オフィス事業、ホテル事業、住宅事業など、全事業にも共通する企業としての取り組みとなっています。三井不動産グループ独自のリサイクルの取り組みでは、三井不動産グループが都内で管理運営するオフィスビルと商業施設「ららぽーとTOKYO-BAY」から排出される古紙が回収され、オリジナルリサイクルOA用紙「都紙再生」やトイレットペーパーなどに再生利用されています。

水なし印刷の採用について

三井不動産グループは、「環境方針」として、低炭素に加え水環境・生物多様性の保全、分散・自立型エネルギーの導入などを幅広く、統合的に推進しています。また、環境負荷の低減と安全・安心、快適性の向上の双方を目指しており、無駄な印刷物の削減・デジタル化もその一環となります。そのため、各ステークホルダーとの重要なコミュニケーションツールとして製作する印刷物には、一層の環境負荷低減への取り組みが必要とされ、その対応の一環として水なし印刷指定が広がりを見せています。2005年から開始した環境報告書(現ESGレポート)を皮切りに、会社案内、統合報告書などはもちろん、三井不動産グループ各社からも印刷物に関しては、水なし指定の要望が増えています。全事業から発生する紙や印刷物に関する環境負荷低減への取り組みは、着々と進んでいます。

(左)総合報告書 2018 (中)エコライフハンドブック (右)げんきな森と木のひみつ