採用事例5

株式会社学研プラス

株式会社学研プラスにて発刊されている絵本『どんぐりむらシリーズ』でバタフライマークを採用

1. どんぐりむらシリーズについて

どんぐりむらシリーズは、株式会社 学研プラスから刊行されている3~7歳向けの絵本です。
作者は20年に渡り、子どもたちが大好きな絵本をたくさん作り続けてきた、なかやみわさん。
どんぐりむらシリーズは、2010年の発刊以来、これまで全8冊が刊行され、子どもたちやその家族に愛されシリーズ累計150万部を突破している大人気の絵本です。登場人物は、可愛らしく個性豊かなどんぐりたち。1ページ1ページどんぐりたちの表情や背景のイラストが細かく描かれており、くり返し楽しめます。
また、このシリーズは、身近な仕事が大きなテーマになっており、これまでどんぐりむらを舞台に帽子屋さん、パン屋さん、おまわりさん、園の先生、本屋さん、大工さんといった仕事が取り上げられてきました。
作者のなかやみわさん は、最新刊の発売を記念して行われた、なかやみわさんと絵本ナビ代表・金柿さんとの対談インタビューで、「仕事で満たされれば、自分の価値を肯定できるし、すごくつらいことがあっても仕事が救ってくれます。仕事は人生を大きく変えます。豊かに生きるためにも『働くこと』を軽んじてほしくないなと思います」と語られております。子どもたちに身近な職業のやりがいについて伝えることで、夢を持って生きてほしいとテーマを設定されたようです。

参考資料1 どんぐりむらの素敵な1年のくらしを描いた「どんぐりむらのいちねんかん」なかやみわさん×絵本ナビ代表・金柿秀幸 対談インタビュー

2. バタフライマーク採用理由

作者のなかやみわさん は、どんぐりむらシリーズの第一弾「どんぐりむらのぼうしやさん」が発売された際の絵本ナビのインタビューで、以下のように語られています。
「『水なし印刷』という廃液が出ない印刷技術で、大豆インクを使用、紙も製本方法ものりもエコロジーを意識したものになっています。絵本の角は丸みをもたせて、子どもが扱っても危なくないように。子どもにやさしく環境にやさしい本になるように、出版社といっしょに心をくだいてつくりました。」

参考資料2 なかやみわさん「どんぐりむらのぼうしやさん」インタビュー

絵本「どんぐりむらのぼうしやさん」表紙

絵本「どんぐりむらのぼうしやさん」
表紙

絵本「どんぐりむらのぼうしやさん」裏表紙

絵本「どんぐりむらのぼうしやさん」
裏表紙