私たちがこのまま二酸化炭素などの
温室効果ガスを排出し続け、
地球温暖化対策を何もしなければ…
現在と将来※ を比較すると、
日本全国平均で気温が4.5℃上昇します。
※ 現在:1980〜1999年 将来:2076〜2095年
引用元:気象庁-地球温暖化予測情報第9巻
1990年代以降、世界中において地球温暖化問題が始まり、廃棄物、有害化学物質など多くの環境問題が取り上げられています。また、昨今の異常気象は、我々が排出する温室効果ガスにより地球温暖化が進んだものと言われています。このように、地球温暖化の進行を止めるために、私たち製造者は、社会の一員として、製品の資源から製造、使用後の廃棄物の管理まで、製品のライフサイクル全般にわたる環境への影響を考えなければなりません。
地球温暖化問題を解決するにあたり、2005年に発令された京都議定書、2015年に発令されたパリ協定など、温室効果ガス削減に関する国際的な取り決めが発令されました。このような中、企業への環境的社会責任はますます強まっていきます。そのため、今後、企業が持続的に成長していくためには、このような環境問題動向を的確に把握し、適応していくことが必要不可欠となっています。また、このような環境経営は、企業の社会的責任だけに止まらず、企業価値の向上としての役割もあります。製品を通じて企業の姿勢を示すことによって、環境適応企業としての存在価値を伝えることが可能となります。
このように、環境に対する取り組みが必要不可欠となった今、皆さまが作成する印刷物においても「水なし印刷」をご利用いただくことによって、その責務を果たすことが可能となり、企業価値を向上させることが可能となります。