水なし印刷のランニングコストはどれくらい?
あらゆる消耗品が不要なため、水あり印刷よりもコストが削減できます。
刷版工程においては、現像薬品が水あり対比劣化はなく、廃液処理もほぼありません。
印刷工程においては、水なし印刷は、湿し水を使用しない印刷方式のため、水周りの薬品やローラーは不要になります。印刷用紙は、湿し水を使用しないため見当合わせが早く損紙の使用量も削減することが可能となります。また、印刷機も湿し水関連のメンテナンスが不用意になるため維持費用も削減可能となります。
写真上部の写真は、湿し水の影響によるローラー・ブランケットの劣化やグレージングが発生した時の写真になります。水なし印刷は湿し水を使用しないことから消耗品の長寿命化が期待できます。
写真下部の写真は、湿し水装置のメンテナンスを怠った状態の写真です。これでは、湿し水は正常に機能しません。このような心配も水なし印刷では不要となります。
消耗品長寿命化
材料資材&処理費削減