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PGG（Printing Goes Green）®とは
PGG（Printing Goes Green）®とは
「PGG（Printing Goes Green）®」は、印刷物のライフサイクル*1にわたって排出される二酸化炭素量を、科学的根拠に基づき、正確にしかも簡便に計算するソフトウエアです。
マスタ管理した排出原単位（排出係数）情報から、実際に使用した用紙や版材やインキなどの原材料とその輸送手段、印刷時の電気使用量、後加工時の電気使用量など、必要情報を簡単に指定するだけで、印刷物製造に要した二酸化炭素の排出量を簡単に計算できます。
*１ PGG（Printing Goes Green）®は、簡易的な二酸化炭素排出量計算ソフトとは異なり、LCA（ライフサイクルアセスメント）の考え方に基づき、「原材料調達→生産→流通→廃棄・リサイクル」までのトータルの排出量を算の対象にしています。
管理項目について
PGGでは、以下の管理項目を標準装備しています。
- 原反マスタ
- 坪量マスタ
- 物流マスタ
- インキマスタ
- 印刷方式マスタ
- 印刷版マスタ
- 印刷機マスタ
- 後加工機マスタ
- 廃機マスタ
- 輸送先マスタ
- データ入力マスタ
- CO₂排出サマリ
＋And More…
PGG（Printing Goes Green）®の採用
PGG（ソフトウエア）は、一般社団法人日本WPAの会員のみが無償にて使用可能です。
使用形態は、CLOUD化した「PGG-CLOUD」®を使用し、参加各社が個別IDとパスワードを設定し、個別の印刷物毎に二酸化炭素排出量を計算します。計算過程や計算結果は非公開情報として扱われます。
PGG（Printing Goes Green）®については、参加各社固有のPIN付のロゴが提供されます。
PGG（Printing Goes Green）®の特徴
- 原材料、印刷、後加工、輸送等についての各各の二酸化炭素排出原単位（排出係数）は、標準装備項目以外にも各社独自のマスタ管理が可能です。
- 計算そのものは、自動化されており、ボタン一つで行えます。
- 計算結果はプリントアウもしくは、EXCEL形式での出力が可能です。
- 排出量に対応するカーボン・オフセットの申請がボタン一つで自動化されており、申請済のカーボン・オフセット証明書も発行されます。
- PGGでカーボン・オフセットに使用できるJ－クレジットの種類はプルダウンで選択が可能で、日本WPAに希望するJ－クレジットがない場合は、日本WPAの事務局が個別対応することも可能です。
- 水なし印刷以外の「水あり印刷」及び「デジタル印刷の一部」での排出量計算も可能です。
PGGロゴとカーボンオフセットロゴの体系
PGGロゴとは
1.ソフトを用いたCO２排出量の計算 2.カーボンオフセットの実施 3.カーボンオフセット証明書の発行 までの、一連のシステムの総称として活用します。
カーボンオフセットロゴとは
実際にカーボンオフセットした印刷物にそのCO₂量が記載され、カーボンオフセットを証明するロゴマークです。印刷方式によりその表示方法が異なります。
- ①水なしオフセット印刷
- ②デジタル印刷（トナー方式・インクジェット方式）
- ③水ありオフセット印刷
