敷島印刷株式会社(熊本県宇城市 敷島武法社長)が、昨年10月より、就労継続支援A型事業所を立ち上げられて、半年が経った。
当初は、12名の認定障害者支援でのスタートであったが、現在を20名にまでになっている。
敷島印刷の工場内での軽作業以外にも、通販会社の通販商品の袋詰めや、地元の水産会社での水産物の選別など、多方面からの派遣の依頼があるとのこと。
敷島印刷の敷島芳江専務が、株式会社リベロの代表取締役として「かけはし」の運営にあたっておられる。国家資格の「サービス管理責任者」を取得されたご息女、およびご子息が職業指導員として活躍されている。
敷島印刷はJPRINTで水なし印刷を採用中で、バタフライロゴの普及に熱心に取り組んでおり、熱心さでは、日本で一番じゃないかと敷島社長は語っておられる。
水なし印刷のより広い浸透のために、6月16日の日本WPAの定期総会・見学会を敷島印刷の工場内で開催することを快諾いただいた。
なお、就労継続支援A型事業所とは、通常の事業所に雇用されることが困難な障害者に対し、就労の機会を提供するとともに、生産活動などの機会の提供を通じて、その知識および能力の向上のために必要な訓練などを行うサービスである。