エコプロ2016は、12月8日より3日間開催され、来場者は167,000人にのぼった。
「地球温暖化対策と環境配慮」「クリーンエネルギーとスマート社会」を2大テーマとして、COOL CHOICEを旗印にカーボンオフセットによる地球温暖化防止を推進する環境省、エコ・エネルギー分野のビジネスマッチングによる地方創成を支援する経済産業省の関係機関、各自治体の特色を生かした特産品をカーボンオフセットする地方行政・市民団体の取り組みなどが多彩な展示があった。「環境問題」を地方活性化の起爆剤として活用する活動は、環境意識の高まりを感じさせるものである。
また、東京都杉並区立浜田山小学校5年生が、手作りの展示と、小学生自身のプレゼン(ナレーション)を行い、環境教育が確実に定着し底辺が広がりつつあることの証明でもある。
日本WPAは、「未来の環境を担う子ども」向けの環境かるた「エコかるた」を独自に制作し、この「エコかるた」を使用して、会場でかるた取り大会を開催した。小学校低学年から、中学、高校、成人までの多数の参加があり、かるたを通じた環境意識の向上、また、かるたの印刷に使用した水なし印刷への理解も深めることができた。
今回のかるた取り大会で、学校の先生や教育機関、環境保全活動を推進する団体からも日本WPA制作の「エコかるた」の利用の申し出があり、日本WPAとして今後幅広く活用できる方策を決めていく予定である。
かるた取り大会