(一社)日本WPA第6期定期総会は、6月24日(木)、13時10分より、第一ホテル両国で、54名の会員が集まり開催された。
冒頭、田畠会長より第6期の事業活動として、IGAS15においての桜井GS製印刷機による水なしLED-UV印刷の実演とその結果に言及され、ごく近い間に、幅広い印刷分野で採用される見通しが示された。
更には、世の中の環境画像ロゴを解析できる「AR日本WPAアプリ」が、12月のエコプロ展で「GPN大賞・審査員奨励賞」を受賞したことが報告された。
平成21年から開始したカーボンオフセット事業は、オフセット量が累計4300トンを超え順調に推移しているが、一方、CFP事業については、参加会員が限定され伸び悩んでいることが示され、第7期には新しい制度に移行する計画が発表された。
2001年に創立準備会を開催した日本WPAは、15年目の節目を迎え、自らも変革していく必要と決意が示された。
その後、議案の審議に入り、第1号議案(第6期事業活動と収支報告)、第2号議案(第7期事業計画と予算案)第3号議案(理事役員改選と事務局体制の変更)、第4号議案(事務所所在地に関する定款の変更)が、原案通り可決・決定された。
主たる可決・決定事項は、多額の経費負担となっているCFP事業を新制度に移行させること、3名の新理事の就任および事務局長の交代(五百旗頭忠男氏から小川勇造氏へ)などである。
新就任理事:株式会社ウエマツの福田浩志社長、北東工業株式会社の東條秀樹社長、株式会社ファビオの池上鎌三郎社長