日本WPAとは

一般社団法人日本WPAについて

一般社団法人日本WPA(日本水なし印刷協会)は、「水なし印刷」を通じて、環境にやさしく、高品質な印刷物を提供することを目的に、環境保全・事業発展・普及活動に取り組む組織です。

組織構成・取り組みについて

日本全国の印刷会社、印刷機材メーカー、印刷技術会社等で会員構成され、多くの事業に取り組んでいます。

一般社団法人日本WPA(日本水なし印刷協会)定款

スローガン「WISH」

一般社団法人日本WPAは、組織の活性化と会員増強を目指すべき目的(WISH)とし、以下のスローガンと計画概要を掲げます。また、その実施のため、理事会の下に個別の委員会、委員長をおき、計画の着実な実施と、会の活性化につなげていきます。

Waterless

「水なし」の環境優位性をIGASやエコプロ、低炭素杯を活用し業界内外にアピールしていきます。特に業界外へは環境保全に先進的な企業にインパクトのある話題作りを実施します。またHPを受動的ではなく能動的な情報発信サイトに変革します。

Innovation

「カーボン・オフセット」「CFP」「リノベーション」に次ぐ、新たな革新的サービスを模索します。具体的には「3Wインキ」やサプライチェーン全体のCO2排出量算定に合わせたScope1、2の先駆け的「全体排出量算出サービス」などです。

Sustainable

日本WPA自らも宣言したSDGs(持続的な開発目標)の目的にそった行動を実施し、さまざまなサービスや技術を通して、環境保全、持続的な開発など社会に貢献していきます。

Humanity

全国規模でのセミナーや工場見学会、また有志での懇親会やゴルフ会、有意義な情報提供を実施し、会員相互の交流を深めるとともに会員向けのサービスを拡充させてまいります。

「カーボンフットプリント制度」への取り組み

日本WPAでは、カーボンフットプリント制度の普及に取り組んでいます。
カーボンフットプリントとは、印刷物の製造にかかる原材料の調達から生産、流通、使用、破棄・リサイクルまで一連のライフサイクルにおいて、どれだけの温室効果ガスが排出されたかを、CO₂換算で「見える化」にしたものです。
「カーボン=炭素」、「フットプリント=足跡」、つまり一連のライフサイクルにおける炭素の足跡(排出量)を示すものとなります。
その目的は、印刷物にCO₂排出量を明記することにより、私たちはその環境負荷を認識し、環境負荷の低減やコスト削減につなげていきます。また、消費者へその環境性能を知らせることにより、環境に配慮した行動を促していきます。
カーボンフットプリント関するお問い合わせは、日本WPA事務局までご連絡ください。