天皇、皇后両陛下は12月12日夕刻、東京・有明の東京ビッグサイトを訪れ、環境展示会「エコプロダクツ2013」を視察された。仙台市産業振興事業団のブースで、東日本大震災の3カ月後に再開した地元企業の太陽光パネルと屋根材が一体化した製品を見学され、二酸化炭素(CO2)排出量削減に貢献する炭素繊維複合材料を出展した東レのブースも見て回られた。
残念ながら、水なし印刷ブースにはお立ち寄りいただけなかったが、両陛下のご関心をいただく環境展にまでなってきてくれた。
15点のCFP登録した印刷物を展示
本展示会の主催者・産環協の「環境ラベル活用ゾーン」の一角に出品でき、例年以上の来場者をいただくことができた。来場者の環境意識は非常に高いものがあり、温暖化防止意識、環境省の提唱するウォームビズ、スマート・ムーヴを熟知された方々が見えてくれ、我々が取り組んだカーボンフットプリントにの熱いご声援をいただけた。
13社の会員グループでシステム認証を頂き、早速、この展示会では15点のCFP登録した印刷物を展示させていただいた。
環境保全のコンクールで最優秀賞を受けた「はなふじ」米
となりのコーナーではCFP登録宣言された農産物が出品された。滋賀県のJAレーク大津からの出展品で「はなふじ」米である。環境保全のコンクールで最優秀賞を受けた製品でカーボンフットプリント、カーボンオフセットにされた製品になっていた。さすが、環境展には環境意識の高い役者たちが日本を盛り上げてくれている。