この贈呈は日本赤十字本社で奇しくも「世界環境デー」( World Environment Day)の6月5日、10:30より日赤本社にて、当協会会長、田畠久義より、 日赤総務局次長 成田裕資氏に金150万円を行う形となった。
田畠会長より日赤側に150万円の目録が手渡された。
厚労省所管の日赤と中央共同募金会、日本放送協会、NHK厚生文化事業団の4団体が目下、9月末まで義捐金の募集に当たっている。
6月1日現在、全国から寄せられた義捐金は、279万件、3176億円に達し、今でも1日、7000件、3000万円の儀援金が送られてくる。東日本大震災の被災者への義援金を受け付けている日本赤十字社など4団体は7日、岩手、 宮城、福島など15都道県と「義援金配分割合決定委員会」を設置、ここを通して配分される。
その内容は日赤のホームページ
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002096.html
に述べられている。
義捐金については、迅速性、公平性、透明性を3大方針として、その配分に勤めている。
一方、日本WPAは環境推進事業として、印刷物のカーボンオフセット事業に取り組んでいるが、昨春よりカーボンオフセット1トンを引き当てるごとに、3500円の義捐金をクライアント、会員、協会側で拠出しながら積み立ててきた。これが最終的には、428トン分を積み建てることができ、本日の贈呈に至った。
日本WPAはカーボンオフセットと言う、印刷物を通しての低炭素化にお役立てする活動と共に、義捐金贈呈と言う社会活動にもつなげることができた。これはひとえに、水なし印刷を支えて下さった、クライアント、協会会員の日々の理解と活動の賜物である。
今期は日本WPAは経産省が主導する「東日本大震災復興支援型国内クレジット」を採用し、引き続き低炭素化、社会貢献を目指した活動に取り組む。
贈呈式の後、業界紙の記者の方々と懇談を重ね、我々の活動のご理解を頂いた。