バタフライロゴは米国のアーサー・ラフィーバー氏が所有する意匠権であった。これを2003年、日本での意匠登録をするにあたり、当時の我が団体は任意団体で法人名で登記することができず、便法としてアーサー・ラフィーバーと五百旗頭忠男の名前で意匠登録を特許庁に行なった。しかし、実質はアーサー氏の所有物であることに変わりなく、毎年、一定額の意匠使用料を支払ってきた。
7月15日、アーサー氏のIWPAの退任を機に、また、当協会が一般社団法人化していることをアーサー氏に理解していただき、一定金額の支払いを条件に特許庁に登録しているバタフライロゴの所有権を一般社団法人日本WPAに移転することとなった。
以上の手続きをきさ特許商標事務所を通して行ってきたが、8月31日付で商標権の移転登録の完了の通知.pdfを受け取った。
これにより、バタフライロゴの国内での意匠権を当協会が手に入れることになり、経費の節減、この意匠の運用自由度を手に入れることができるようになった。