このイベントは3月22日、晴天下で催され、多数の印刷関係の方々に来ていただき、激励の声を頂いた。この場を借りて厚く御礼申し上げたい。来年の催事もぜひ、お出ましいただきたい。
1992 年12 月の国連総会本会議において、1993 年から毎年3月22 日を国連「世界水の日」(World Day for Water)とすることが決議されている。しかし、我が国では全く認知されていないのが現状である。
2025 年には、世界人口の3 分の2 が水不足に直面する(国連食糧農業機関)といわれ、今日すら、途上国では飲料水の不足にために、伝染病の蔓延、水紛争が増大している。昨年2月筆者はIWPAの世界気候変動サミットに出席したが、国連の上級職員、Mz.Gosslinは口酸っぱくここことを強調していた。日本人は豊かな水資源に育まれた列島に育ち、自身の問題ではないと勘違いをしている。しかし、日本が輸入している農作物は、育てるのに膨大な水を必要とし、日本は実質的には水の「輸入超大国」なのである。
田畠久義会長が理事として活躍してくれている(NPO法人)地球友の会が主催して、3月22日(振替休日)に、東京の青山オーバルビルで国連世界水の日記念イベントを、大々的に開催することになった。
日本WPAも水を大切にする団体として、「世界水の日」に微力ながら協力をさせていただく。地球友の会で刊行する国連環境計画の機関誌は、創刊以来、すべてにバタフライマークを入れていただきこの場を借りて謝意を述べたい。
下のPDFパンフレットをぜひ、ご覧いただきたい。入場無料につき、多くの方にこのイベントにご来場いただき、水資源の大切さについて再認識いただけることを願っている。我々も水なし印刷でいささかなりとも水節約を勤めさせていただく所存である。