(日本WPA奥会長)
日本WPAは、6月26日午後3時から宮城県・仙台市のTKPガーデンシティPREMIUM仙台西口で、第14期定期総会を開き、第14期活動報告・収支決算報告・監査報告、第15期事業活動計画・予算案、理事の一部改選の件を審議し、いずれも原案どおり承認した。
個別事業では次のような活動に取り組む。
1.基本活動方針
日本WPA理事会内に設けた、企画委員会、広報委員会、カーボン・オフセット推進委員会、水なし印刷拡販委員会の4委員会を中心に活動を展開する。新年度は、一般消費者(クライアント)への「水なし印刷」「日本WPA」の更なる浸透を目指した、広報活動を充実させ、脱炭素社会の実現に貢献するため、カーボン・オフセットを活用したカーボンニュートラル印刷の拡大を目指す。
2.個別事業活動方針
(1)YoutubeとXを活用した広報活動
水なしカーボンオフセットポスター印刷体験キャンペーン)ビジネスユーザーに加え、一般の消費者、学生なども対象
(2)日本WPAではメールマガジンで、HPのニュースを配信しているが、登録者数(約1000人)の倍増を目指す。
(3)カーボン・オフセット事業(カーボンニュートラル印刷)の拡大を図る。
①カーボン・オフセットへの参加会員数の拡大と各会員でのカーボン・オフセット付き印刷の拡大を図る。
地方自治体の広報誌での水なし印刷化とカーボン・オフセット採用を引き続き推進する。
第14期のオフセット量は、年間1,361トンであったが、 早期に年間2,000トンを達成する。
(総会審議会場)
②現在、印刷物のCO2排出量算定に使用しているソフトウエアのPGG®(Printing Goes Green)をより簡便に使用するための仕組みを構築する。
(4)日本WPA会員数の増加を推進する。日本WPA入会の動機は、SDGsへの貢献、働き方改革、環境対応など様々であるが、これらに関する情報を積極的に発信していく。そのためには、以下の会員向けイベントの拡充する。
①営業部門のナレッジ共有、及び技術情報の共有のための勉強会、②カーボン・オフセット講習会(営業情報、PGG操作)、③会員工場見学会、④環境関連課題に関するセミナー・講演会
(5)継続事業として、一般社団法人地球温暖化防止全国ネット主催の「脱炭素チャレンジカップ2025」への協賛、及び「日本WPA最優秀未来へのはばたき賞」を選定し、贈呈する。②財団法人日本環境協会の「こどもエコクラブ」活動のパートナー団体として、サポート活動を継続実施する。