7月17日に引き続き第2回カーボンオフセット研修会が10月2日(金)、東レ本社24階テレビ会議室で、14:30より開催された。東京会場には15社が、大阪会場に10社が参加され、東西2元でテレビ会議を通して行われた。冒頭、田畠会長のあいさつに引き続き、清水印刷紙工株式会社・社長・清水宏和氏が講師を務め、予め、全員に課題として与えられたカーボンオフセットの計算課題につき、PGGを駆使してどう使いこなすか、懇切な回答説明が加えられた。演習課題1はA3・2つ折りフライヤー、A4仕上げ、5,000枚、PGGを使ってどのように入力して算出するか、ジョブ入力シート上でのジョブ条件の入力、インキ使用量予測、マテリアルフロー、排出量計算シートについて解説していただく。
ついで、演習課題2はより複雑なページものの事例につき、どのように入力してゆくか、解説していただいた。また、印刷のPCRについても、中間段階での内容説明をいただいた。時間いっぱいの17時まで、参加者全員、熱心に聴講していただいた。
日本WPAの会員であれば、この一連の講習を無償で4回受講でき、受講者に限って、PGGでの計算のもとで、日本カーボンオフセットとの包括契約により、1トン 4,600円でカーボンオフセットができる。既に数例の事例が誕生してきたが、次回、第3回研修会は各社がカーボンオフセットをした事例を持ち寄って、事例に基づいた研修を来春早々に行う。
研修会では清水講師が与えられた演習課題の回答を解説してくれた
東西2元でのテレビ会議を通して開催された