日本WPA理事会は8月6日(水) 午後4時から理事・事務局14名の参集のもとで開催された。
東京国際ブックフェアー2008の出展結果報告、2008NEW環境展OSAKA(9/18〜9/20)への出品計画、PRIMEDEX TOKYO 2008(9/18〜9/20)への協賛出品計画、第15回セミナー見学会の日程調整につき、討議した。緊急動議として、最近の諸材料値上げの現状分析をする中で、水なし版の値上げの意向が、わが協賛会員の一員から出ていることが判明した。値上げ幅の意向はかなりの数字らしく、価格転嫁がしにくい印刷会社の立場から、この問題の討議が図られた。昨今の、原油価格、アルミ素材の高騰の状況は仮に理解しても、上げ幅の圧縮をこの理事会ではできる限り抑え込むことを当該メーカーに要請した。本件につき、奥継雄副会長が日本WPAの折衝窓口となり、当該版材メーカーとの値上げ幅圧縮の折衝をすることとした。
米国で最近、伸びている、web-to-printの実態をいち早く、勉強すべきとの意見が出され、Graph Expo2008展に合わせて、年商150憶円のネット通販ビジネスを水なし印刷で立ち上げた、OvernightPrint.com( ケンタッキー州、Lousville)を見学する緊急見学会を開催することを決議した。
その後、環境コンサルの寺田勝昭氏から「印刷界における最近の環境問題」につき、ミニ講義を受けた。