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脱炭素

2023年03月25日

佐世保市の「だいやエコクラブ」のサステナブルファーム

長崎県佐世保市で活動するこどもエコクラブの「だいやエコクラブ」のリーダーは、高校一年生(2023年3月)です。持続可能な地球を守るために、「常に!アクションを!」と語る熱量に圧倒されました。


だいやエコクラブのメンバー、活動拠点の古民家にて
脱炭素チャレンジカップ2023の表彰状と水なし版製の表彰盾

だいやエコクラブは、佐世保市の女の子たちが活動するこどもエコクラブで、日本WPAは脱炭素チャレンジカップ2023で「日本WPA最優秀未来へのはばたき賞」で顕彰しました。そしてだいやエコクラブからは、日本WPAに対して手書きのお礼色紙をいただきました。

顕彰した取り組み名は、「地球温暖化防止・こどもだってできるeアクション」で、古民家の庭をいちから開墾からすることから始めた循環型農業、サステナブルファームです。
開墾後に、まず野菜栽培用の土づくりをし、そして様々な野菜を栽培し収穫まで一貫して行っています。野菜作りに使用した竹の支柱や落ち葉なども最終的には燃やして草木灰として次の野菜つくりの肥料に利用するサステナブルな活動です。
西九州の温暖な気候で、栽培中のスナップエンドウが実をつけておりました。
そのほか、だいやエコクラブは、ユニークな名称の「こどもツーリズム・エコ式会社」活動(こども主体のエコツーリズム)を、高い倫理観を持って地球温暖化防止活動として継続しています。メンバーのみんなで話し合って決めたのが「こどもツーリズム・エコ式会社」とのことです。自然を体感するSDGsツアーなども実施や、て市内を流れる川の水質調査を川の源流にまで登って実施するなど、様々な活動をしており、「常に!アクションを!」そのものの活動です。

(日本WPA最優秀未来へのはばたき賞へのお礼の色紙)

だいやエコクラブのリーダーとお礼の色紙を書いてくれたメンバーは、共に英語が得意で、将来は地球規模のグローバルな場での活動を目標としているとのこと。現在の活動と将来の希望を熱く語る姿に、グローバルな活動で地球の未来を守ってくれることを確信しました。

佐世保市は九十九島から平戸島、五島列島を含む大小400余りからなるなる西海国立公園に位置し、豊かで美しい景観や生態系などが特徴です。この地に立てばこの景観そして地球を守ろうとする意識、絶対にこの自然を破壊してはならないとの想いがわいてきます。