日本WPA・依田英祐会長は最近の我々の活動、ならびに水なし印刷の優れた環境優位性の一層の理解を得るために、18年5月24日(水) 11時に環境省の副大臣室に江田康幸環境副大臣を訪ね、水なし印刷の実情を丁寧に説明させていただいた。
大気汚染防止法の施行にあわせ、日本WPAは会員企業に限り、印刷工場の無償VOC測定事業を始め、VOC抑制の自主的取り組みを始める姿勢を訴えた。さらに、我が印刷業界はVOC放散量の面ではワースト2位の産業に甘んじているが、これを発奮材料とし、自動車産業に見習って、高い規制値をも真摯に取り組むことによって、省エネ車、ハイブリッド車を生み出した成功事例は、まさに印刷界の先達たるものであるとした。経済性、生産性を重視した印刷物作りを追っかけてきたが、+環境と言う斬新性を入れることで、世界に向けた新印刷技術を打ち出して行きたいと依田英祐会長は訴えた。副大臣からも大変激励の言葉をいただき、この席を後にした。
江田副大臣に水なし印刷の原理を説明する依田会長
江田副大臣に日本WPAの活動内容にご理解をいただき、副大臣より激励を受ける