ゴールデンウィークのおうち時間を過ごされる方、上毛(じょうもう)かるたをご存知でしょうか。上毛かるたは1947年に作られた群馬県の郷土かるたで、群馬の歴史・文化や名所・名物に遊びながら触れることができます。今でも県内では、かるたが小学校の授業で用いられ、誰もが遊んだことのあるかるたです。
このたび日本WPA会員企業である朝日印刷工業(石川靖社長:群馬県前橋市:https://www.asahi-p.co.jp/)様が、“絵本 上毛かるた”を水なし印刷で制作されました。この絵本は上毛かるたの44の札が題材になっており、それぞれ大人が読んでも新しい発見があります。版画は野村たかあき氏のオリジナル作品で、あたたかさを感じるデザインとなっております。
朝日印刷工業では、“ぐんまの本棚”というオンラインページを運営されており、この中で地域の文化や産業を記した希少な書籍をアーカイブとした、“地域文化復刊POD”、群馬ゆかりの写真愛好家や表現者が制作した“100×100 BY POD”、群馬県にゆかりのある絵本などをあつめた“からかぜ文庫”という3つのコンテンツを展開されています。「絵本 上毛かるた」はこのページ内で購入いただけます。
http://www.gunma-hondana.jp/?pid=158513009
この上毛かるた以外にも「郷土かるた」は全国各地で制作されているようです。
今年の連休はコロナ禍で遠出の旅行や帰省が難しい中、遊びながら各地の地域の自然や文化に触れるのはいかがでしょうか。