都内のA印刷会社は、日印産連のグリーンプリンティング認定工場であり、認定更新の機会に、工場外と工場内の印刷現場を含む全ての箇所のVOC発生量の測定をしている。
水なし印刷の採用によりVOCは削減されるが、より削減を進める方策として、VOC濃度測定は非常に有効である。測定により、工場内の換気や空気の循環の改善策が明確になり、改善策を施すことで、次回の測定で改善結果が数値として明らかになる。
例えば、各印刷機担当者の「廃ウエス缶に蓋」の習慣化だけでも、工場環境のVOC濃度を大きく下げる要因となっていることが実証できている。
今回、6月19日にオフ輪印刷機で測定したVOC濃度は、なんとゼロであった。
水なし印刷による工場環境改善が、職場環境の改善、地球環境改善につながる大きな成果である。
実測定データを、ここVOC濃度測定結果(2019.6.19実施)に掲載するので、ご覧いただきたい。
また、VOC濃度測定の依頼は、事務局に問い合わせください。