カーボンオフセット事業のオフセット量が6,000トンに到達し、貢献度が高かった4社の表彰式を第9期定期総会後に開催した。
日本WPAは、平成21年にカーボンオフセット事業を開始し、排出CO2を相殺(オフセット)し、よりいっそう環境に配慮した印刷物の普及・拡大に努めてきました。
今年3月26日には、そのオフセット量が6,000トンに達した。
これを記念して6月6日に開催した第9期定期総会の席上、オフセット量が多かった会員企業を表彰した。
今回の表彰では、5000㌧から6000㌧に到達する過程でオフセット量が185トンで、最も貢献が大きかった新日本印刷㈱(本社・香川県高松市、佐野麻美社長)に最優秀賞(贈呈し、更に、アインズ㈱(本社・滋賀県蒲生郡、大森七幸社長、オフセット量は150トン)、㈱文星閣(本社・東京都大田区、中嶋幸保社長、オフセット量は145トン)、㈱栄光舎(本社・東京都渋谷区、三浦彰久社長、オフセット量は132トン)に優秀賞を贈呈した。記念品には、日本WPAのシンボルである蝶(オオカバマダラ)にちなみ、バカラのパピヨンを贈呈しました。
最優秀賞を受賞した新日本印刷の中井旭取締役は「中小企業が一社だけ単独でカーボンオフセット事業を行うというのは、とても重たい事業になると思う。当社も、日本WPAが提供してくれているCO2排出量を算定するソフトを使い、その恩恵を受けながらカーボンオフセットを推進している。顧客のみなさまには、カーボンオフセットの意義を提案・説明し、賛同を頂きながら、その費用についても顧客のみなさまに負担をして頂き、カーボンオフセットをしている。一社一社においては小さな事業ではあるが、その積み重ねが将来的に意義ある活動になると信じながら、これからも積極的に推進していこうと思う」と述べられた。