新潟市南区に本社を置く富士印刷株式会社(阿部隆一社長:新潟市南区白根魚町:http://www.pavc.ne.jp/~fuji/)は、本年5月の新工場の竣工に合わせて、水なし印刷対応機を新たに導入し、所有の全機が水なし対応になった。
水なし印刷は、2012年6月に桜井グラフィックシステムズ社製OLIVER(菊全4色機)で運用開始した。原点となった印刷物が、フリーペーパーで、それまで課題であった見当精度の向上とFMスクリーニング印刷による品質向上を水なし印刷で実現した。 (富士印刷株式会社 本社工場)
全機が水なし印刷対応となったことで、これからは水なし一本でいくと阿部社長は意気込みを語っている。
富士印刷(株)の本社所在地の新潟市南区白根地区は、毎年6月初旬の5日間開催される白根大凧合戦の地である。この白根大凧合戦は、300年の歴史を有し、世界最大スケールの凧合戦であり、必見の一大イベントである。富士印刷(株)の阿部社長は、毎年この大凧の製作や祭りの運営に参加され、祭りを盛り上げている中心人物である。
地域に密着しながら、業容を拡大されている阿部社長は、この大凧合戦でも、水なし印刷の環境性能をPRするために、このような大凧を制作されたことがある。大凧は、7mX5m大で24畳もある。
阿部社長の「念ずれば花ひらく」モットーのもと、富士印刷(株)がより大きな花となって開くこと祈念してやまない。