KBA Me-Print社はdrupa2012で水なし間欠輪転印刷機Varius80を発表した。胴交換の必要のない、間欠送りのシール、ラベル、フィルム向けの水なし印刷機と言う斬新な形体を採用。原反の高いものでも、垂直立上げのできる水なし印刷の利点、更に、グラビアとかフレキソに比べて製版が楽で、どこででもできる手軽さが、評価されていた。
この機械は一部手が加えられ、改良されてイタリーの印刷会社にフィールドテスト機として納入され、現在では商用に使われている。
KBA Me-Print社はdrupa2016を見据え、この度、その後継機、水なし間欠輪転印刷機Varius LX-TXを発表、販売開始に当たるとしている。
国内では 株式会社イリスが代理店になっている。
インモールド用特殊原反向けのSATシステムが4月に発表されたが、これは枚葉印刷機をベースにしたものであった。
この度のKBA Me-Print社は間欠輪転機として水なし版を採り入れているのが特徴である。
原反が高価なものには水なし印刷が俄然、注目を浴びてきているのだ。
Varius LX-TXについては、ここを.pdfご覧いただきたい。