7月3〜4日に仙台のサンフェスタで開催された、SOPTECとうほくは展示会出展者73社・コマ数120コマ、セミナーは20講座の内容で開催された。サンフェスタ会場全館を使い切ってのイベントとなったのだ。2日間の延べ来場者数は9880人となった。
東京ではプリメデックス展から印刷組合は手を引いたが、仙台では何と、地元印刷人のニーズをうまく引き出し、13年かけて、有意義な印刷産業啓発イベントを作り上げている。会場の容積に合った、ぴったりした規模に育ち、当然、採算性もしっかりしたものになってくれた。
地方の印刷企業の印刷の情報収集はdrupaとか、IGASとかまでなかなか、手が届かず、中核都市仙台で身の丈に合った、内容的にも地方の実情に合うものが欲せられていたのだ。
(一社)日本WPAはバタフライロゴ、AR日本WPAアプリの展示、応援してくれた東レ(株)からは、リノベーションの提唱、さらに、(株)アイカからは、ARを活用したクロスメディアツールをFFGSブースの中で展示・案内させていただいた。
意外にも反応をいただいたのが、ARを活用したクロスメディアツールで、これはまさに、印刷物だけでなく、クロスメディアで印刷物を補強する斬新な手法に注目されたのである。応援してくれた、FFGS仙台支店の佐藤所長始め、スタッフの皆様方、東レの辻旭弘さん、アイカの添川雅紀さんに深く、感謝したい。
協賛セミナーは26年度の印刷産業環境優良工場表彰・経済産業大臣賞を受賞された、六三印刷の三島専務、岩淵工場長から、「六三印刷の環境対策」について、2時間にわたる、その経過と報告を語っていただいた。我々はFFGSとともに、本セミナーの協賛をさせていただいた。