ニュース

CFP

2015年06月30日

印刷分野グリーン購入提案検討会 日本WPAは環境省へ公募提案書を提出した

green.png
 6月10日、(一社)産業環境管理協会の呼びかけで、カーボンフットプリント(CFP)のグリーン調達での一層の採用を呼びかけたい、CFPに意欲的な印刷会社、大日本印刷(株)、凸版印刷(株)、(株)久栄社、(株)リコー、(一社)日本WPAの担当者が集まった。つまり、印刷分野におけるカーボンフットプリントのグリーン購入への導入提案が環境省から募集されていたが、できるだけこの公募提案を出すことにしたのだ。
 平成25年3月発行されたにプレミアム基準策定ガイドラインの中では「基準の設定にあたり考慮するべき事項等」としてカーボンフットプリントの取得についての記載があるが、現在のところ、グリーン購入法本文中の品目ごとの判断基準の中には記載がされておらず、本文に記載するためには、各品目ごとに提案を行う必要があるのだ。
 世界の趨勢は、ますます、環境においても、数値の明示化へ走っているものの、このところのわが国の状況は以前から見て、後退の感は否めない。
 せっかくの立派なCFP制度を国の音頭とりで出来上がったが、ぜひ、これに魂を入れるべく、努力してみたいものだ。