今年の米国は寒波に覆われてとにかく寒い。クリスマス休暇の外出もままならない。
そのせいではあるまいが、先進的な小売店はARマーカー付カタログを意欲的に出し始めた。
カタログショッピングは出不精には都合のよいもので、カタログを通しての商品選択など自分の世界に浸れる没入感がある。静的カタログにARマーカーを付け、紙カタログに専用アプリ入りのスマホをかざすと、対象品が立体画像となり、対象品を拡大縮小、回転させてじっくりと眺められる。これは単なるカタログより、いじくる楽しさが出てくる。何か自分で商品を手に取った錯覚に陥る。
これらはクリスマスギフト需要を見込んだもので、子供はお目当て品の印付けをしたリスト作成、親とか祖父母はそれを共有化して眺められるのだ。伝統の習慣は紙ベースであったが、これを現代風デジタル版に組み込んだ仕組みがアプリに組み込まれている。
いわば、カタログがARマーカーを付けて進化したもの、と言えよう。
とき、我々は偶然にも「日本WPAアプリ」を環境ロゴ検索アプリとしてここに
発表させていただいた。我々も印刷物との相性の良い、ARには重大な関心を持って眼を注いでいる。
米国の文献「クリスマスカタログがモバイルになる!」は大変参考になる。ぜひ、ここをご覧いただきたい。