同社は西宮市にあり、家庭ごみの収集事業、事業ゴミの収集事業、遺品整理サービス・住空間整理サービス事業を行う会社である。同社はこの一連の報告書を7回発行されている。
本書で取り上げたテーマの一つとして、「大量生産・大量廃棄のツケ」では、20世紀の使い捨てに時代から3Rの考え方へ価値観が変化してゆく中で、同社の事業活動(庭ごみの収集、事業ゴミの収集、総合お片付けサービス)を通しどのように社会的責任を果たしてゆくかを丁寧に説明している。
A4判62ページ、厚手の紙を使った無線綴じ本。中味の「事業活動を通じた3Rへの取り組み」「地域コミュニティとのパートナーシップ」「子供たちと従業員との農業体験を通じた学び」「第3社委員会からの提言」は余り類を見ない、素晴らしい内容だ。最後に、FAXで読者から意見応募をアンケート形式で求めている。
これは一種のCSR報告書の教科書にもなる内容に仕上がっている。さらに、この報告書の制作に当り、水なし印刷、ベジタブルインキ、CO2排出量の計算、カーボンフットプリントと印刷生産面でも最高位の環境配慮を払った印刷もの作りをしてくれている。
このディレクョンを「わかくさ印刷」の光本由美さんが行ってくれた。