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2014年10月13日

Graph Expo 2014レポート(3)

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web-to-printはさらに進化する
Midstates Groupは南ダゴタ州にある印刷会社で、その子会社Quality Quick Print(QQP) は一歩進んだweb-to-printで業績を上げている。Sales & Marketing担当副社長、Justin Feickertによると、同社は小ロットデジタルもの、大判プリンター、Tシャツ印刷などこなし、この度、web-to-printを手直しして売上げ増を果たすことができた。
従来のweb-to-print上のjob flowでは標準もので11タッチを要した。これは今日では多すぎよう。そこで、基幹のソフト・PreseWiseにSmartSoftを付加させる必要が出てきた。
直接、後方のMISを動かせることで操作が軽くなえり、タッチ数を減らせられる。
そのために、MIM(Marketing Inventry Management)なる顧客向けサイトを作りこんでいる。
1)大会社向けにはその会社のERPに合わせた作りこみをする(MIM Pro)
2)中小企業向けにはちょっと手を加えられるだけの作りこみ(MIM Light)
を作った。
これで11タッチから2〜3タッチで注文ができるようになり、結果、同社の受注高は8〜10%増加し、利益は20%増加してくれたのだ。
本体部門のPrint & Media SolutionsがPreseWise(在庫・フルフィルメント管理付)を導入したが、そのお陰で250,000ドルの売上げ増をもたらし、そのフレームを使って商売をしているQQPも、一歩進んだweb-to-printのお陰で受注増につながったのだ。
ある製造業者で1500店のディーラーを持ち、200もの品種(写し絵からマグネット品、製品ブローチャー)を扱っていたが、ここにはMIM Proを使ってもらった。Midstatesは1日、20〜40のフルフィルメント(詰め込み)の仕事がくるようになる。これだけで年間、100,000ドルの売り上げ増となってくれた。
Midstatesは毎月のサイト管理料、在庫保管料、詰め込み発送料をいただいている。PressWiseのお陰で業際を超えた仕事ができるようになった。名刺を1箱の処理に15〜20分もかかる仕組みでは、儲けが薄くなる。お客さんからたくさん仕事を頂き、新規開拓を重ねると、値段も下げられ、儲けもついてくるのだ。