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セミナー・見学会

2014年07月19日

アンコール見学会に65名のご参加 ウエマツ戸田工場見学会

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福田社長の熱のこもった講演の様子
7月18日(金) 14時から17時まで、ウエマツ戸田工場見学会は65名の参加者を得て、遠くは徳島県、山形県からの方も見え、盛会裏に催された。
冒頭、主催者を代表して日本WPA/田畠会長が挨拶に立つ。
「当工場は、25年度印刷産業環境優良工場表彰・最高位表彰を受賞されたが、そのハード面での整備のみならず、ソフト面で従業員様のモチベーションの高さ評価されている。2月に開催された見学会では多数の方々にお断りをしてしまい、そのアンコールの意味も込め、開催させていただいた。新鋭の設備をご覧いただくとともに、経年の廃棄しようとしていた印刷機を水なし化に転用し、機械整備をかけた結果、新台性能に復帰して使えるようになってきたが、これを水なしリノベーションと呼んでいる。6台の機械を水なしリノベーションしている姿も合わせてご参考いただきたい。」とした。
次いで、ウエマツ(株)の社長・福田浩志氏が「同社の概要紹介と環境問題への取り組み」について講演される。その後、4班に別れて工場見学へ移る。
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15時50分より、タケミ株式会社・社長・柴崎武士氏から「水なしリノベーションの実用化報告」と言うテーマで、経年機を軽整備して水なし印刷に転用し、再延長して使うリノベーションの成功例を披露してくれた。オフセット印刷のトラブルの主原因は水から来る問題で、経年機ではメンテ不良などが重なり、見当不良、色むら、生産性阻害の事象が起きている。よき時代だと、機械の入れ替えでことを済ませたが、現下の経済状況では、費用対効果を重視すると、水なしリノベーションは理にかなった方式と映る。事実、ウエマツ様でもこれで成功されたし、各地でこのリノベーションの成功例が続々と誕生してくれている、とした。柴崎氏の講演録の一部を披露させていただく。
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