2013年11月の終わり、印刷業界で最も積極的かつ成功したユーザーグループである、水なし印刷KBAコルチナ新聞印刷機のユーザー会は、9回目の勉強会を開催した。この勉強会は、東レ代理店のmarks-3zet社が幹事役となっているが、その本社のミュールハイム/ルール(ドイツ)で開催された。marks-3zet社は多くのコルチナ機を販売してくれている最も重要なパートナーの一社と見なされている。ミュールハイムに本社を置く同社は、単に東レの水なし印刷版のを販売するだけのセールスパートナーではない。同社の水なし印刷センターで、さらなる水なしオフセット印刷技術の向上と発展に取り組んでいるのだ。さらに、 2012年以来、marks-3zet社は欧州の新聞社へのプリプレスソリューションの主契約者として機能し、その業務領域を拡大してくれている。コルチナ·ユーザーは、この勉強会での参加者数に反映されているが、強力な同盟関係を形成している。15社 に上るが、ほぼすべての現在のコルチナの導入会社がミュールハイムに顔出ししてくれた。最近、導入したトリアー社(ドイツ)、トロンハイム社(ノルウェー)の2新聞社は環境に配慮した水なしオフセット輪転機に投資することを選択したが、彼らは特に喜んでいる。このユーザー·グループの中の「北欧グループ」が支部組織として「スカンジナビア・コルティナ会」として今年設立された。これにはデンマーク、スウェーデン、フィンランドのコルチナ・ユーザーが集まり、集中的に相互の実務経験を交流する機能を果たしている。
印刷界の60人に及ぶ専門家は、印刷工程だけの経験を共有するだけでなく、インクと用紙メーカーの技術陣も参加してくれ、ユーザの様々な質問に答えるためにミュールハイムに代表者を送ってくれた。勉強会の議題は、「紙とインクの勉強班」と「エラー解析/品質管理勉強班」に別れ、詳細な材料評価を含めた勉強を重ねたが、各班はの結果を参加者全印に伝えてくれた。KBA社のコルチナプロジェクトマネージャーのピーター·ベンツは彼の同僚と一緒に来てくれ技術開発だけでなく、模範となる印刷プロジェクトの姿を発表した。コルチナの印刷製品は、驚くほどの商業印刷の水準にあがっていて、コルチナが提供する高品質をまさに実証してくれているが、何点かは有名な賞を授与されているものであった。
欧州の新聞社は日本の地方新聞社のような形態で、まさに、今までのトレンドとは違う、今の時代受けする時流を走ってくれているのだ。