1個830gのカーボンオフセット付き卓上カレンダー
かわいらしい卓上カレンダーを光本由美さん(わかくさ印刷・兵庫県西宮市)が年末年始のギフトとして制作してくれた。同社は、ハイデルべルグ・スピードマスター52-4を導入している、ファミリー企業であるが、紙製品で環境啓蒙に役立つ製品化を目指し、紙芝居式組み立ての、A6サイズの卓上カレンダーをこの度、制作した。フレームは長繊維のしっかりしたクラフト系の紙とし、組み立てると三角台となってくれ、その座りも安定している。紙製に仕上げ、1個当たり、カーボンオフセット831gを自主的に上乗せ負荷してくれている。
このカレンダーは1個につき、169gのカーボンオフセットがされているが、全制作品については、1000個作ったので、169Kgのカーボンオフセットがなされた。しかし、COJへの申請は最低量の1トンを行っている。従って、831Kg分を制作数で割った、830gはわかくさ印刷が自主的に、より多くのCO2を削減するために行ったものと言える。
印刷に当たっては、大豆油インキを使い、水なし印刷で行われた。かわいらしくて机の片隅に置いても邪魔にならない環境製品の逸品である。
なお、このカレンダーはエコプロダクツ展(12月8日~11日)で、(社)日本WPAのブースで展示し、希望者には1人につき1個を差し上げる。品切れの場合はお許しいただきたい。