日本WPAのユニークな低炭素化に向けた印刷商品を啓発、販促する活動として、第2期カーボンオフセット研修会を6月18日(金)、東レ株式会社浦安本社のTV会議室と東レ株式会社大阪本社のTV会議室を結び、2元中継で開催した。
東京会場には12社、18名が参加し、大阪会場には9社、13名が出席してくれた。
14時から始まり、冒頭、日本WPA会長・田畠久義が挨拶に立った。
「この事業は既に一昨年の産環境のグリーンパーフォーマンス推進事業を契機として、我々は取り組み出し、そこから学んだことをもとに、清水宏和氏の献身的な協力を得て、印刷物CO2排出量算出ソフトの開発、日本カーボンオフセット様との包括契約の下で、このスキームを創り出した。昨年度に第1期カーボンオフセット研修会を開催し、24社の方が既に受講された。実際の制作印刷物と結び付けて、カーボンオフセットを既に履行したこの事業での総量は、日本WPAのホームページのトップページに掲載されている。この度は、日本カーボンオフセット様からCO2クレジットの大量仕入れを行い、皆さまが使う料金のメリットもいささかなりとも出せるようになった。どうか、しっかりとPGGの習得をしていただき、カーボンオフセットを通じて低炭素化社会への一歩でもの前進、印刷ビジネスの販促に努めていただきたい。」との挨拶があった。
次いでPGGの開発者、清水印刷紙工株式会社・社長・清水宏和氏より「印刷サービスにおける環境負荷の算定」の講演が行われた。その内容は、
をご覧いただきたい。
事例発表をしてくれた日本WPA会長・田畠久義氏
次いで、株式会社久栄社・社長・田畠久義氏より国連環境計画(UNEP)の機関誌のカーボンオフセットを行った事例の発表があった。環境意識の高いユーザーにカーボンオフセットを進め、パンフレットに1冊あたり213gをカーボンオフセットしたと記載してもらった。
次いで、事務局長から「カーボンオフセット・ガイダンス」と題した、この事業の内容、生かしたビジネスの進め方などにつき解説があった。
http://slidesha.re/b5HfvA をご覧いただきたい。
最後に、事業部長・中尾克太より、「PGGの操作説明」「カーボンオフセットの申請手続きと証明書発行」「PGGを使っての演習宿題」の説明があり、16時30分に終了する。