日本WPAが会員に提供するPGG(Printing Goes Green)®を活用したカーボンオフセットが拡大している。
2月14日-16日に開催されたpage2024(リアル展示会)で、リコージャパンは、最新鋭機の「RICOH Pro C 9500」などの実機展示とともに、リコーが進める環境配慮の考え方と取り組み事例につき訴求していた。
その一環として「印刷物制作時に排出される温室効果ガス(CO2量換算)の排出量算出ソフトPGG CLOUD」を活用し、自社機のRICOH Pro C7500で印刷したパンフレットで、CO2排出量の可視化と、カーボンオフセットを実施していた。
PGGはPGG CLOUD として運用しており、日本WPAの会員は、無償で利用できる。カーボンオフセット付印刷物を受注した際には、CO2の排出量の計算からJ-クレジットを活用したカーボンオフセットまで、CLOUD上で一貫して実施できるソフトウエアである。
今回のリコージャパンの事例以外にも富士フイルム製のインクジェット機や、その他メーカーのデジタル印刷機にも対応している。
さらには、「水なし印刷」に限定せず、「水あり印刷」にも対応している汎用性の高いソフトウエアとなっており、各社での採用が拡大している詳細は、https://www.waterless.jp/personal/personal_pgg/ を参照。