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2008年10月04日

WATERLESS CURRENT2008年10月号を送信

今月号は皮肉にも今米国で、DI 印刷業者のWPAへの加盟が増加してきている。その中に1社が取り上げられた。また、チェコの国際的な印刷関連商社Uniwareの驚異的発展が記述されている。
DI 印刷業者は持続性の行進に参加する
東レの水なし版ユーザと違い、Presstek DI水なし印刷の導入社数は増え、環境信任ロゴも広まってきている。DI 印刷会社は湿し水の不要な水なし印刷だけを誇っているのではなく、無処理版であると主張できるのだ。現在、DI 印刷会社はさらなる持続性を求めてその領域を広げている。
そのような会社の1つ、ハーロン社は、メリーランド州ゲイザースバーグ(米国)にあり、carbon footprint(炭素の足跡)を減少させるのに100%の風力と無処理版作業を使っている。Herron Printing & Graphicsの社長・ランディ・ハーロンは炭素の足跡を減少させる能力として、Presstek 34DIのデジタルオフセット印刷機が主力であると考える。
「5年以上前に、我々は従来の4色印刷機用にDimension platesetterを入れ、Presstekの無処理版を実行することにより、炭素の足跡の減少を始めた。」「2年前に、我々は、競争力を保つたには従来の4色印刷機をアップグレードさせる必要があると分かった。」それで、我々は従来型の5色機と入れ替えるより、むしろPresstek 34DIに取り替えりことにした。
「DIではかなりヤレが少なくなり、印刷品質を改良してくれ、従来のオフセット印刷機上の準備時間を節約してくれる。」ハーロンは企業経営をできるだけ環境に優しくすることに腐心している。例えば、彼の社用車はハイブリッドのトヨタプリウスである。同社は、また、すべての紙屑と段ボールを再生し、Presstek 34DIプレスでは植物性インクを使用している。
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フルサービス指向の印刷会社、Herron Printing & Graphicsは風力発電とか、Presstekの 34DIデジタルオフセット印刷機を駆使して、環境に優しい印刷物の提供をしている。オンラインとコールセンターを通して顧客サービスを提供している。
「私たちが採用した中で最もエキサイティングな方法の1つが100パーセントの風力発電に変えたことだ。」と、ハーロンは付け足した。光熱費はエネルギーが炭素ベースの燃料で発生したよりおよそ20%高くつくが、石油依存への減少を図ったステップである。「私は低炭素化を目指し、Herron Printingがなしえた前進を非常に誇りとしている。」ハーロンはまだ減少させた炭素の足跡を売り出しにかけていないが、彼は、既存の顧客達が同社の取った行動を喜んでくれると信じている。「私たちは、また、それが新しい顧客獲得での競争性で有利な立場に立てると思う。」と、彼は言った。同社はPresstek 34DIプレスにより成長利益を得ている。
ハーロン社の売上は、作業の速いターンアラウンド(迅速手離れ度)のもとで、高品質、小ロットの4色物をこなせる能力がつき、ここ90日間で能力は倍増してくれ、1年では20%は上がっている。その前年比の成長の25%が直接、Presstek DIに起因しているとハーロンレポートは述べている。
チェコのビロード革命は水なし印刷につながる
チェコスロバキアの1989年12月の「ビロード革命」以来、新たに創られた共和国は印刷工業を含む、工業部門での急速な発展を経験した。WPAの最新のスポンサー会員、Uniwareは共産党政府の非暴力打倒、「ビロード革命」(チェク語: sametova revoluce、スロバキア語: ne.na revolucia)の後、3年足らずに設立された。11月16日から12月29日までのイベントでは、1989年の革命で最も重要なものの1つが見られる。
12月10日にグスタフ・フサーク大統領は、1948年以来のチェコスロバキアにおける最初の非共産系政府を任命して、辞職した。アレクサンダー・ドプチェクは12月28日に連邦議会の議長に、バツラフ・ハベルは1989年12月29日にチェコスロバキア大統領に選出された。現在、チェコ共和国は安定した政治風土と勢いある経済力を持った、完全に民主的な国となった。
経済の変化と民主的な管理の好結果は明らかで、住民の生活水準の向上はめざましく、ヨーロッパ連合のいくつかの規格水準に接近してきている。Uniwareの創設者であり、かつ、現理事のAntonin Krizが1992年にプラハでこの会社を創設した。
会社は現在、Horovice、Ostrava、Brno と、隣国となったスロバキアにはSkalicaオフィスと支店網を誇っている。基本的な社是はサービスとサポートを重視した、最高品質技術を提供することである。
Uniwareはいつもその状況と顧客の要求に合った特別のオファーを提供しようとしている。
レコメンデーション(推薦)、参照、さらに、長い期間の協力の可能性に基づいて、彼らは慎重に供給者と相対し自分達の適正製品を選ぶ。さらに、強さの第一歩として素晴らしいサポートをし、最高の品質解決策を顧客最に提供できるということだ。
Uniwareによって代表された会社のいくつかが、米国のCTP/イメージセッターメーカーのECRM、印刷用色測定計測機メーカーのX-Rite、UVレーザー光によるCTP装置のメーカー・スイスのLuscher、デジタル印刷機メーカー・東レ水なし版の代理店・Xanteである。
Uniwareは印刷機の分野では、三菱枚葉・輪転印刷機、桜井の枚葉印刷機、A3とかB3サイズのハマダ枚葉印刷機、コニカミノルタのデジタル印刷機、KIPのCADやGISの向け大判レーザープリンタの代理店をしている。
Uniwareは販売とサービス素晴らし実績により、メーカーから多数の賞をこの数年かいただいたが、これを誇りに思っている。同社が水なし印刷でも、他分野と同様の成功を遂げることを願っている。