欧州で「環境技術助成」について調査を行っている、望月浩二氏の連絡によると、ハイデルベルグ102?8Pを2台入れているエッセン市のDZE社( Druck Zentrum Essen)GmbHはこの度、環境にやさしい印刷方式の実用化を目指し、ドイツ連邦政府より、補助金の供与を受けることになった。
水ありオフセットではIPAを使わざるを得ない、湿し装置の問題がある。そこで、水なし印刷でのVOC放散量の大幅削減を目指した印刷方式がドイツでも注目され始めている。
オフセット印刷でのVOC放散量の30%は現実的には、IPAおよびその代替え品が占めていて、この部分を水なしでなくすことを狙っている。また、水なし化によって、廃水量、使用ウエス量が減りってくれる利点も生じたとしている。
水なし印刷の環境優位性を評価した、DZE社への助成プロジェクト内容
望月浩二氏・御参照資料:Download file:PDFファイル