タイのプーケット島で活躍するMillenniun Graphicsが掲載されている。
354㎢の島には、120軒のホテル・リゾート設備がある土地柄である。いかに質の高い印刷物をすばやくこなすべきか、タウィーサルク・アイクワニック社長のモットーは、「科学と芸術の調和」であり、2000年にはマックでのデザイン力をこなす体制を取っていた。この時、WPA、に入会し、2003年に製版機を組み込んだ水なしDI印刷機、PresstekブランドのリョービDI印刷機の導入をはかった。仕事も順調に伸びたところで、不幸にして、2004年インド洋津波で島は大被害を受けるが、その後の、強力な復興計画のお陰で島の復興ははかられている。そこで、彼は菊半歳のDI印刷機、KBA 74カラットを震災後に思い切って導入した。これが功を奏し、プーケット島では評判の高い印刷会社として名声をはしている。
AdobeとFedEx-Kinkosの取引が米国の小企業印刷業者を怒らせる
6月初め、AdobeはFedEx-Kinkosの印刷オンラインシステムとAdobe ReaderならびにAdobe Acrobatソフトウエアを結びつける契約をしたと発表した。これによりプリント・バイヤー(印刷発注者)がReaderとAcrobatソフトの中で印刷発注をしてしまう道が開ける。
小企業印刷、クイック印刷のオーナーたちは、すぐさまこれに異を叫び出した。そこで、6月15日、NAPL(米国オフセット印刷業者組合)とNAQP(米国クイック印刷業者組合)はAdobe社・CEOのBruce Chizenに、AdobeとFedEx-Kinkosの合意内容について、公開質問状を送った。The digital Imaging Customer Exchange Board of Directors(デジタルイメージ・ユーザー経営者交換会)も独自の公開状を同じように出した。日本ではこの報道はされていないが、米国ではその結末がどうなるか、注目されている。
ワシントン市にあるMozaic社はグリーンの金賞を目指すべく、環境にやさしい印刷材料、印刷方式、グリーン電力に取り組んでいて、米国内でのグリーン金賞に値する、環境啓蒙を続けてくれている様子を報じている。