本号では水なし印刷業者はグリーン印刷の資産を如何に戦略的に市場に出すか、というテーマを掲げた。グリーン印刷は無論、売り込まねばならない。印刷バイヤーの視点からみるとグリーン度は無論優れていなければならないが、印刷商品の品質、再現性をも、バイヤーに訴えねばならないとしている。 バイヤーの求める意図に食い込むべく、「問題解決キッド」として、その訴求セールストークを分かりやすく説明してくれている。このキッドの要領にのっとり、水なしの品質上の優れている点を訴求していただきたい。
米国でいま話題になっていることに、あのKodak社が、NexPressユーザーへの仕事の増注支援の意志を込め、ネットで印刷物受注を呼び込むためのサイト、Kodak Criative Suiteを立ち上げた、と報じている。これはある意味では画期的なサイトである。NexPressユーザーにとっては、大歓迎であろうが、一般印刷人にとっては、何と迷惑と映るのではなかろうか。今後のこのサイトの推移と実績を見守りたいと、編集者は述べている。