WATERLESS CURRENT 2007年2月号では、印刷会社として環境保全を目指す方向性をまとめて明示してくれている。環境保全には10大挑戦事項があげられ、特に水なし印刷はその工程からみて、環境保全の7項目をカバーしてくれる。
また、上手に整理された表、エコマーケティング計画図から見ても、環境保全は自社の仕組みの問題でもあり、何らかの環境マネージメントシステムを確立しなければならない、と述べている。
米国の環境保全のポータルサイト、Ecological Internetが紹介されている。毎日、3万ビューの閲覧があり、その検索エンジンの強力さのおかげで、最新ニュースの閲覧、インターフェースを通したサイトまで検索できる。
このインターネットサイトで積極的な環境保護行動が可能となり、気象変動、古代森林伐採を阻止へ、世界的なエコロジカル持続継続性の達成に前進することを実証してくれる。Dr.Glen Barryが言うには、もし、政府が先導しないと、草の根が行う、と言いきってくれている。
Joe Finan(www.genius-innovation.com)は、彼の会社で正確な機械温度調整の水準を達成した、と報告している。彼によると、シックス・シグマの力を借り、インキ温度を分速3000フィートで±2度Fに収めている。その結果、印刷中の色の一貫性が向上した。さらに、画像の転移性の向上により、インキが30%も節約できたとしている。