毎年開催される、印刷ネットEMSのバージョンアップ講修会が、2月21日(水)、東京と大阪を結び、テレビ会議で行われた。株式会社トーマツ環境品質研究所のシニアコンサルタント・加賀隼人氏からEMSの改定内容・ネット帳票の説明、引き続き、NECの袴塚篤氏がネット環境の改定の詳細を説明した。
総勢20名がこの講修会に参加し、2007年度のEMSの改定内容、ネット上の管理書式、管理方法についての徹底を図った。印刷ネットEMSとはISO14001の取得をインターネット・サーバー上の運用で取得できる仕組みをさすが、業界内では一番手に着手したものである。
これでまる4年を迎えたが、先行企業の中には、PDCAのより高度な運用が図られてきて、個人目標の設定まで落とし込めるようになって来ている。また、今回は新任管理責任者が割合顔出ししてくれた。会社とは言うまでもなく、社員一人ひとりの自覚と目標管理をどのように造成していくかであるが、印刷ネットEMSに真剣に取り組んだお陰で、大変な「やる気」と「目標管理」の風土を作りあげることができた。
印刷ネットEMS2007年度版バージョンアップ講修会の風景