WATERLESS CURRENT2006年11月号が会員に配信された。そのトップ記事にはGraph Expo展の様子が描かれている。
Graph Expo展では鋳物は少なくバリアブル・データーが多かった
シカゴのGraph Expo展では、本格的な可変データーカラー技術が商業印刷業者に受け入れられそうな実演を見せてくれた。可変データー印刷(VDP)のソフトウエア、デジタル印刷システムは展示ホールのかなりの部分を多くのベンダーで占めていた。
これに対し、ほとんどの印刷機メーカーは展示機械を削減するか、展示しない状況であった。MAN RolandとGossは機械を展示しなかったし、小森は3台の機械を、KBAは普及機のGenius UV52、三菱は機械を1台出したに終わった。対照的に、ハイデルベルグのスタンドは全ラインの機械とサービスを密集して出品していた。
かなり目立つスペースが大判プリンター、メーリング・フルフィルメント、それにVDPやその横断的な用途へのマネージメント・ツールに割り当てられていた。と報じている。
水なしの分野で注目されたのは、水なし印刷の技術を駆使して特殊加工を行っているベンチャー企業が現れている。大変注目される動きである。詳しくは、本号をご覧いただきたい。