精英堂印刷が今年度の経済産業大臣賞に輝いたことは9月22日にこのサイトで披露した。
何と考えられないことに、このラベルはFM水なし印刷で、間欠輪転印刷機で行われたものなのだ。
バックの隠し文字(マイクロ文字)を拡大鏡で覘いてみたが、何とFMスクリーン点で見事に再現されていた。これは驚きであった。水を使わないゆえ、FMのような極小点でも飛ばされることがない。砂目のない基盤にFM点が形成されるため、しっかりとした極小点が版に形成される。グラフィックデザインは益々凝ってくるが、水なしの良さがここでも見直されてきている。
隠し文字(マイクロ文字)をFMスクリーンで再現、ルーペで見る可読性が見事に確保されている
写真中央の「の」の横幅は約450?500μmで、文字線幅は70?80μmです。