毎年開催される、印刷ネットEMSのバージョンアップ研修会が、東京と大阪を結び、テレビ会議で講習会を開催した。株式会社トーマツ環境品質研究所のシニアコンサルタント・松井英章氏からEMSの改定内容・ネット帳票の説明、引き続き、NECの近藤和英氏がネット環境の改定の詳細を説明した。
総勢20名がこの研修会に参加し、2006年度のEMSの改定内容、ネット上の管理書式、管理方法についての徹底を図った。印刷ネットEMSとはISO14001の取得をインターネット・サーバー上の運用で取得できる仕組みをさすが、業界内では一番手に着手したものである。
これでまる3年を迎えたが、先行企業の中には、PDCAのより高度な運用が図られてきて、個人目標の設定まで落とし込めるようになって来ている。会社とは言うまでもなく、社員一人ひとりの自覚と目標管理をどのように造成していくかであるが、印刷ネットEMSに真剣に取り組んだお陰で、大変な「やる気」と「目標管理」の風土を作りあげることができた。
印刷ネットEMS・バージョンアップ研修会東京会場
テレビ画面に映し出された大阪会場の風景