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2021年05月15日

イワサキインターナショナル社が新型オフセット間欠ラベル印刷機「TR3」のオンラインセミナーをフランス向けに開催。水なし印刷との組み合わせによる高品位かつ環境配慮型の印刷を訴求

ラベル印刷機メーカーであるイワサキインターナショナル(株)は新型オフセット間欠機「TR3」を販売開始し、貿易会社である(株)イワサキホールディングスが、フランス向けにオンラインセミナーを開催しました。

TR3印刷機

同社は間欠輪転機(凸版、オフセット、フレキソ)を中心に、各種ラベル印刷機、箔押し、打ち抜き機等の加工機の製造販売をしており、日本市場はもとより、海外においても日本発の技術が高く評価されています。特に前モデルのオフセット間欠機「TR2」は欧州市場において、日本市場を上回る出荷実績を挙げており、多くの欧州ラベル印刷会社が水なし印刷を採用しています。

 

TR3の最大印刷可能サイズ
新型機「TR3」のポイントの1つが、最大印刷長の拡大と機械サイズ短縮化を同時に実現したことです。ワインボトル用のラベルなど長尺印刷のニーズを海外市場から受け、最大送り長を260ミリから320ミリへと拡大。一方日本市場では、省スペース性が求められる為、これまでの開発ノウハウから設計の大幅見直しに着手。現行モデルと比べ機械全長が短縮されています。

 

新たに追加された見当調整機能
 2つ目のポイントが見当調整機能改良にともなう扱いやすさの改善です。今までは見当調整は各印刷ユニットをスライドさせる方法で、操作には感覚や経験が必要でしたが、今機種はタッチパネルの操作でクイックに位置調整が可能になりました。人手不足や技術継承が課題となる業界の中でも導入しやすい機能が追加されました。
今後は自動見当装置の搭載による更なるスキルレス化も計画されています。

水なし印刷運用において高い効果を発揮するユニット温度管理システムは継承されている。印刷ユニット内部へ一定の温度に維持された水を循環することで、印刷ユニット全体の温度制御を行うことで、高いレベルでの品質安定性が実現されます。

フランスの印刷会社向けは5月6、10日の2回に分けて開催され、フランスの印刷会社に上記の改良ポイントを水なし版を装着した実演映像とともに紹介。新たな印刷機に多くの会社から問い合わせが来ていました。
今後もイワサキインターナショナル社では、「TR3」の優れた機能を体感できるデモや印刷テストを開催していくとのことです。ご興味のある方は、こちらのリンクからお問い合わせください。
イワサキインターナショナル株式会社 http://www.itk-iii.co.jp/

印刷サンプル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


欧州市場向け水なし平版IMPRIMA