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会報

2021年04月14日

水なし印刷が、全国自治体のグリーン購入法(調達方針)で、VOC抑制対策としてオフセット印刷のトップへの記載が拡がる

2019年4月に改訂された「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(略称:グリーン購入法)」に、VOC低減に向けた取り組みを推進する主旨から、水なし印刷システムの導入が、印刷工程における配慮項目として設定された。

環境省の「グリーン購入法」の改定を受けて、東京都、大阪府をはじめとして、30の都道府県で「水なし印刷」の設定が続いている。全国の自治体は独自のグリーン購入法やグリーン調達ガイドなどを設定しているが、「印刷役務」におけるオフセット印刷のVOC発生抑制の対策の一つとして、トップに『水なし印刷システム』の導入が掲載されてるケースが多い。また、環境配慮チェックリストの様式例においてもオフセット印刷の環境配慮技術のトップに掲載されている。

東京都グリーン購入ガイドは、https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/policy_others/tokyo_green/tokyo_green.html
大阪府のグリーン調達方針には、バタフライロゴを環境マークの例として、また印刷で参考にするマークとして掲載されている。
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/1144/00023450/2021green-buppin.pdf


環境省が発行している「グリーン購環境省のグリーン購入法の詳細は、以下を参照ください。
環境物品等の調達の推進に関する基本方針の改定部分の詳細
グリーン購入法(2019)調達者の手引き(抜粋)

グリーン購入法の全文は、
環境物品等の調達の推進に関する基本方針
グリーン購入法(2019)調達者の手引き