所有するオフセット印刷機7台全てを、油性印刷、UV印刷、LED-UV印刷で水なし印刷で運営する北東工業(株)(大阪市中央区:東條秀樹社長)は、抗菌印刷をいち早く、昨年11月に商品化し、同時に抗菌製品技術協会(SIAA)認証を取得した。同社の商品は、環境負荷軽減素材のLIMEXと水なし抗菌印刷を組み合わせた「抗菌エコ印刷」が特徴である。
この独自の「抗菌エコ印刷」について、拡販の立役者の営業課の寺本紀子課長、営業課の竹中敦氏が、印刷ジャーナル(9月15日号) で詳しく語っている。以下に一部抜粋する。
(寺本課長)
抗菌エコ印刷を商品化当初の事情について、営業課の寺本紀子課長は「抗菌は、清潔さを好む日本人の気質に合っており、需要が見込めると、販促を開始したが当時は新型コロナウイルス感染症が知られる以前であり、苦労の連続だった」とのこと。
その後の2月後半からは新型コロナウイルス感染層が表面化し、「抗菌エコ印刷」への問い合わせが入り始め、5月以降は、マスクケースや、名刺、クリアファイル、メニューなど受注を伸ばしている。
(営業課竹中氏)
営業課の竹中敦氏は、「抗菌印刷は一時的なトレンドに終わるのではなく、常識になるだろう。抗ウイルス印刷も可能性がある。企業としてSDGsに如何に貢献できるか。これらの取り組みは製造業としての責任であると思っている」と語っている。
詳細は、ここ印刷ジャーナル(9月15日号) に掲載されているのでご覧ください。