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2020年09月10日

日本WPA「抗菌印刷」Webセミナーが大盛況 9月9日開催

(日本WPA 田畠久義会長)

新型コロナ禍の終息が見通せない中、印刷物に対しても「安全、衛生」の要求が高まり、「抗菌印刷」に強い関心が寄せられている。

一般的には、細菌とウイルスとは混同されることもあるが、厳密には、その生態も異なり、感染の仕組みも増殖の仕方も大きく異なる。

日本WPAでは、「抗菌印刷」を、正確にかつ十分に理解し、顧客に正しく伝え、印刷実務で正しく活用するためのオンラインセミナーをWeb実施した。
(松本守講師:都インキ株式会社)

講師に、他社に先駆けて「抗菌印刷用インキ、ニス」を開発した都インキ株式会社(大阪市鶴見区:原田邦夫社長:https://www.miyakoink.co.jp/)の松本守常務取締役を迎えた。

抗菌のメカニズム、SIAAマーク、抗菌剤の安全性と効果の持続性など、抗菌印刷について全てを網羅した、基礎知識から印刷の実務までを紹介するセミナーであった。

視聴した印刷会社からは、「業務を一旦止めて全員で視聴した」、「集合研修の形式で18名で受講した」などメールを頂き、また、セミナー中でのチャットを通じての質問も、予定時間内では返答できないほど多く寄せられ、関心の高さを実感したセミナーであった。

「抗菌印刷」に続く「抗ウイルス印刷」も抗ウイルス性能の評価段階に入っており、一日でも早い実用が実用期待されている。抗菌印刷は、衛生的な生活用品、生活環境をサポートする必要技術であり、より広く活用されることは疑いがない。
Webセミナーについては、ニュープリネット(http://www.newprinet.co.jp/?p=27142)
及び日本印刷新聞社(http://nichiin.co.jp/archives/40257/)のニュースもご覧ください。