沖縄県を代表する印刷会社の株式会社近代美術(大城恵美社長:https://www.p-kindai.co.jp/)は、大城新正現会長が1967年に創業し、51年目をむかえ、従業員は160名を超えている。(株)近代美術は、「近代」で先駆けた環境、「美術」で磨かれた感性を意味し、会社の理念となっている。印刷全般、広告全般を扱い、出版事業やITを活用した事業など多方面に事業展開をしている。
地域活性化、ホテル・観光、流通・小売を対象業種としおり、油性枚葉機,厚紙可能なUV枚葉機、オフ輪機、POD機などの印刷設備に加え、中綴じ、無線綴じの充実した製本ラインなど、対象業種に対応した豊富な設備のラインナップである。
水なし印刷は、KOMORI製の菊全両面機で採用されており、見当精度の良さによる印刷立ち上がりに早さが、品質的にもコスト的にも大きなプラスになっている。導入当初を水あり印刷で運用していたが、見当合わせに対する不満が消えなかった。しかしながら、水なし印刷を積極的に導入するつもりはなかったが、同一機種で水なし印刷を採用している印刷会社を見学して、水なし印刷の採用を決心したとのことである。
本年、日本WPAにも加入し、バタフライマークを利用した地域活性化分野での事業拡大、無限の可能性のある沖縄の観光事業、インバウンドの需要の取り込みに意欲を燃やしている。
水なし印刷が、万人が認める自然豊かな沖縄の環境保全の一助となることを確信している。